第70回東京大会

テーマ

食が人を変える
~健康長寿のカギ!10年後のあなたは大丈夫?~

日時

2016年11月3日(日)
9:30開場 10:15開会

場所 アルカディア市ヶ谷(私学会館)(JR市ヶ谷駅徒歩2分)
内容 講演

会員発表

大杉 幸毅 理事

チェルノブイリに学ぶ
ーウクライナボランティア報告ー
10:30~
福島原発事故から5年、放射能被曝による健康障害はどうなのでしょう?
ウクライナでは低線量被曝地域(年間1mSV)でも健康障害があることが「食品と暮らしの安全基準」の調査で分かりました。「血液循環療法協会」では3年前からプロジェクトに関わった治療とセミナーの報告です。

講演

黒田 洋一郎 先生

脳発達の異常と環境科学物質汚染
11:00~
自閉症などの脳の微小な発達の異常は『引きこもり」などを含め、ここ数十年間増加の一途で、すでに初期の人は40歳代にたっしており、社会の受け入れも不十分で、只でさえ少子化で少なくなる労働人口を一層少なくしている。これらの異常は脳のごく一部の神経回路(シナプス)の異常と考えられ、多様な遺伝子の発現(働き)をおかしくする、農薬(殺虫剤)など環境科学物質が主な原因と考えられる。

島村 善行 先生

食が人を変えるーガン・認知症の臨床医の主張ー
13:30~
がん臨床医として45年。命の看取り2,700人。がんも認知症も生活習慣がもとだから食が重要。有床診療所・在宅医療に加えて認知症対応“老健”を開設。玄米給食を基本とする食事療法を積極的に行う。

雨海 照祥 先生

サルコぺニア、フレイルティと栄養
14:30~
日本の今後30年の人口統計予測によれば高齢者の人口比は着実に伸び続け、国際社会の先頭を走り続けるとされる。超高齢社会における急務としてサルコペニア、フレイルティの対策と予防を栄養学的に考える。

渡邊 昌 先生

メディカル・ライス
16:20~
コメは古くから漢方薬として使われていた。白米はエネルギー源として優れるが、多様な機能成分を含む糠部分は捨てられている。米機能に着目したメディカル・ライスという概念を紹介したい。
プロフィール:医師・医学博士、食育推進議員連盟顧問、公益社団法人生命科学振興会理事長

 

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